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2010年11月09日

ありがとうチョビ

今朝、北海道の実家で飼っていた愛犬チョビが亡くなりました。

年とともに病気になることが増え、毎日を必死で生きていました。

そんなチョビは17歳。




嫁さんが中学1年の時に、「どーしても犬が飼いたい!!」っと言って飼い始めた犬です。

どの犬を貰うか決めに行った時、チョビは皆から離れたところでふてぶてしく座っていました。

なので、愛想のいい違うワンコを選んでいたのですが…

嫁さん、剣道の練習から帰ってくる際にお姉ちゃんが犬を連れて迎えに来た!!

そう、あのふてぶてしく座っていた犬…

手違いで我が家に来てしまったのがチョビです。

小さい頃はやんちゃで、家族でドライブに行き、鹿を見て興奮し窓からダイブして鹿を追っかけて数日帰ってこなかったチョビ。

噛んでもいないのに「噛んだ!」っと勝手な噂が回り近所の子供に石を投げつけられ、家族以外受け入れることが出来なくなってしまったチョビ。

犬用おやつをこっそり食べた嫁さんを見て、わざわざお母さんにチクリに行くチョビ。

嫁さん通っていた高校と自宅が隣だった為、「試験の数日間は外に出さないでください」っと学校側から連絡が来るチョビ。

女子高生を見て尻尾をプロペラの様にまわすチョビ。

お父さんの指定の場所をぶんどったチョビ。

アイスを食べ始めると、湧いて出てくるチョビ。

「カサッ」っという音に敏感なチョビ。




短大・就職、実家から出た嫁さんを帰ってくるたび喜んで迎えてくれたチョビ。

お父さんとお母さんが喧嘩すると、必ずお母さんの見方をするチョビ。








小さいころから気管支が弱く、いつも咳き込んでいたね。
咳するたびに、誰かが背中をトントンってすると落ち着いてたね。
九州に嫁ぐまでの数日間、実家に帰ってきてチョビと一緒に過ごせた時間は、離れていた6年間を埋めることが出来たかな?
やっぱり、あの時は皆が慌ただしくしていたせいか、チョビの体調を余計に悪化させてしまったね。
2007年5月15日、大空町という名の如く晴れていて空は広く青かった…
チョビは最後まで目を離さず見送ってくれた。




里帰りの度、調子悪いのに喜んで尻尾を振って迎えてくれたね。
最後の方は、体を触られると痛かったらしく、怒っていたが私には自分から寄ってきて触らせてくれた。




今朝、お父さんの不在着信を見て悟った。

掛け直すと「チョビが朝、亡くなったんだ」と

涙が止まらなかった。

お母さんに電話が変わり
「彩ちゃんがいつまでも泣いてるとチョビが天国に行かれないから、ちゃんと九州でお祈りして」っと…
自分の結婚式で泣いて以来の母のすすり泣く声…


でも、大好きなお父さん・お母さんに看取られて幸せだったはず。


チョビ、17年間頑張って生きてくれてありがとう。
弟になってくれてありがとう。

ホントに、本当にありがとチョビ。



  

Posted by 荘ちゃんの嫁さん at 10:50Comments(14)